3合目から見た伊吹山 1993年4月10日

伊吹山の風景である。4月になっても3合目以上はまだ雪に覆われている。
オニシバリ 1993年4月10日 3合目

雪が降り積もり重そうな様子のオニシバリだが、しっかりと花を咲かせている。花の色は黄色だがナニワズではなく高さも1mほどあるのでオニシバリのようだ。
ミスミソウ 1995年4月21日

林床一面にミスミソウの群生が見られる場所があった。
コスミレ 1995年4月21日 3合目

紫色の花を誇らしげにつけるコスミレはたくさん見られる。
オオタチツボスミレ 1995年4月21日 3合目

同じくオオタチツボスミレも林縁で群生する。
イブキハタザオ 1992年4月29日

ハクサンハタザオと比べて白毛が密生するのが特徴である固有種。
アマナ 1995年4月21日 3合目

草原に群生するアマナは春を告げるユリ科植物。
ダンコウバイ 1993年4月10日 3合目

ダンコウバイは早春に林内を黄色く彩る。
イブキノエンドウ 2003年6月21日 6合目

江戸時代に薬草園として開かれていた頃持ち込まれたと言われている植物。
キバナノレンリソウ 2003年6月21日 6合目

上と同様にその頃の名残とも言える植物。
グンナイフウロ 2003年6月21日 山頂草原

山地の草原で見かけるフウロソウの仲間。本州の高山帯にはより色の濃いタカネグンナイフウロが分布する。
クサタチバナ 2003年6月21日 山頂草原

石灰岩地に生息する植物。伊吹山は石灰岩でできているため好石灰岩植物が分布している。
シモツケソウ 2004年7月19日 山頂草原

伊吹山の見所のひとつ。夏の草原で群生する様子は素晴らしい。
メタカラコウ 2004年7月19日 山頂草原

同じ頃メタカラコウも群生し競演する。イブキトラノオも混在している。奥にはシモツケソウも見える。
クガイソウ 2004年7月19日 山頂草原

クガイソウの群生も負けず劣らず見事である。
伊吹山頂 2004年7月19日

いつ来ても山頂は人々で賑わっている。山頂には伊吹山寺山頂本堂、山小屋、みやげ物店、測候所などが並ぶ。左手前にはシシウドの白い花が咲いている。
ユウスゲ 2004年7月19日 3合目

夏になると3合目の草原ではユウスゲが群生し見頃を迎える。夕方から開花するので観光客へのサービスのためライトアップも行われている。
イブキフウロ 1996年9月8日 山頂草原

イブキフウロはフウロソウの仲間で花弁の先に切れ込みがある。
キンバイソウ 2004年7月19日 山頂草原

株数は少なくても鮮やかな黄色の花は存在感がある。
ルリトラノオ 1999年8月26日 山頂草原

瑠璃色の花はなんとも言えず美しい。伊吹山の代表種で固有種でもある。
ヤマホタルブクロ 2004年7月19日 8合目

昔、子供がホタルを入れて遊んだことからこの名が付いたと言う。
ツリガネニンジン 1999年8月26日 山頂草原

秋の花々の群生。ツリガネニンジン、ワレモコウ、アキノキリンソウなどが構成している。
コイブキアザミ 1999年8月26日 山頂草原

伊吹山では良く見られるアザミである。頭花を密につけて特徴がある。
イブキトリカブト 1996年9月8日 山頂草原

山頂付近に生えるトリカブトの仲間。群落を形成して林立する様子は見応えがある。手前にはフジテンニンソウの群生も見られる。
マルバダケブキ 1999年8月26日 山頂草原

湿ったところに群生するキク科植物。頭花は大きくて鮮やかである。
サラシナショウマ 1999年8月26日 山頂草原

伊吹山の草原に群生する。これほど見事な群生は見たことがない。
アキノキリンソウ 1996年9月8日 山頂草原

秋の山頂草原ではあちこちで見られる。普通種だが群生すると一味違う。
ミツバベンケイソウ 1996年9月8日 山頂草原

ベンケイソウの仲間であるが葉が3枚輪生するのでこの名がる。ただし3枚だけでなく5-6枚のこともある。
ゴマナ 1996年9月8日 山頂草原

草原にゴマナが群落をつくっていた。背後のサラシナショウマが霧にけむり風情があった。
ミヤマガマズミ 1993年10月11日 山頂草原

秋の訪れるのは早く10月にはミヤマガマズミの赤い実が目立っていた。